法要と祭典

  • 毎 月
    月例祭三回
  • 一月三日
    元始祭/厄除け祈祷
  • 二 月
    初護摩/星祭り/涅槃法会
  • 三 月
    春彼岸法会
  • 五 月
    花祭り行列
  • 六 月
    夏越護摩
  • 七 月
    七夕/乞巧奠(きっこうでん)
  • 八 月
    盂蘭盆法会
  • 九 月
    秋彼岸法会
  • 十一月
    大正法本護摩供養厳
  • 十二月
    成道会
  • 大晦日
    除夜会

春

《一月/睦月(むつき)》

元始祭

心身を清め 新年を寿ぎ無病息災を祈る。

厄除け祈祷

厄年 人の一生のうち 厄にあうおそれが多いから忌み慎まねばならないとする年。
厄年 (数え年)
男子 25才 41才 42才 43才 61才
女子 19才 32才 33才 34才 35才 37才

《二月/如月(きさらぎ)》

初護摩(護摩 梵語でhoma)

開運 除災 福寿 増益などご本尊に祈る

星祭り

一生に吉凶があり
当年の星 本命星を祭ることにおいて 御祈祷を行う。
節分にお守り 護符を授与

涅槃法会

お釈迦様ご入滅の2月15日遺徳を偲び法会を行う。
煩悩を断ち絶対的な静寂に達した状態で仏教における理想の境地であり
釈迦三大法会(降誕会 成道会 涅槃会)の一つである。

《三月(九月)/弥生(やよい)》

春秋彼岸法会

春分秋分の日をお中日としてその前後7日間をいう。
六波羅密の修行として布施 持戒 忍辱 精進 禅定 智慧を実践し煩悩を消滅。
悟りの世界へ渡ることを彼岸という。七日間ご精霊の回向を行う。

夏

《五月/皐月(さつき)》

花祭り行列

花祭りは日本に伝来し、平安時代に宮中でも行われた。
釈迦降誕仏を乗せた花御堂(はなみどう)は四方を龍が護り象のレリーフが輝いて美しい。
善男善女の福寿を祈り雅楽の音色と共に雅な行列を行う。

《六月/水無月(みなづき)》

夏越護摩

過酷な炎暑より病魔からお守りする。

秋

《七月/文月 (ふみづき・ふづき》

古式豊かな法王院乞巧奠(きっこうでん)

星 織姫二星をお祀りする七夕は笹竹に短冊を吊るし
山の幸 海の幸 里の幸 五色の布 五色の糸を献饌する。管弦楽 舞楽をおこなう。

《八月/葉月(はづき)》

盂蘭盆法会

八月九から十六日まで勤行説法を行う。家の繁栄につながっていくとされる。

冬

《十一月/霜月(しもつき)》

大正法本護摩供養厳修

今年の御礼と来年の福寿を祈念する。 十一面千手観音菩薩

《十二月/師走(しわす)》

成道会

人間として幸福について悩み続けられたお釈迦様は苦行の末、
十二月八日菩提樹の下でお覚りを開れた。この世で初めて仏教が誕生した。お釈迦様の三大法会の一つである

大晦日 除夜会

除夜とは暗い心 悩む心 迷いの心の事で
一〇八煩悩は無限の苦しみのこと。仏の教えを聞いて煩悩を消滅し新しい年を迎える。