最勝大正念 密教
法王院について

最勝大正念 密教 法王院は、弘法大師による門跡寺院。
真実密教の御教えにより、観世音菩薩 普賢菩薩を篤く信仰し、歓喜と感謝により、願生、常寂光土の大法を伝承護持す。
中興の祖松村龍宏猊下により昭和六〇年十一月、ここ京都市南区上鳥羽の地に再興された。
溯って歴史は古く荘園時代(平安時代〜室町時代)に厳しく戒律を守る大宗門であったが、応仁の乱(一四六七〜七七)で
京都は戦乱の巷となり数多くの寺が焼け、法王院も焼失した。それから数えても五〇〇年以上経っている。
我が法王院の至純なる伝統は正法を護持し、行学を実践し心を養い活力を保持されてきたのである。
報恩に誠を尽くし生命の不可思議をよく学び、法王院の根幹を絶やす事なく、
祭典を執行し真実密教に心の拠り所得て世間の人々と相共に幸せを願う信仰である。

御本尊

毘盧遮那如来(びるしゃなにょらい) 釈迦如来(しゃかにょらい) 阿閦如来(あしゅくにょらい) 宝生如来(ほうしょうにょらい) 阿弥陀如来(あみだにょらい) 観世音菩薩(かんぜおんぼさつ) 普賢菩薩(ふけんぼさつ)


絵画仏

  • 絹本釈迦涅槃図
  • 絹本雅楽舞楽図
  • 絹本十一面千手観世音菩薩

舎利塔

花御堂

宗 派
大正念宗
名 称
最勝大正念 密教 法王院
(さいしょうだいしょうねん みっきょう ほうおういん)
大正念本部道場(だいしょうねんほんぶどうじょう)
教団名
大正念本部道場(だいしょうねんほんぶどうじょう)
宗 紋
五七の桐 中影抱茗荷
創 建
荘園時代と伝えられる。応仁の乱で焼失。
再 興
一九八五年 十一月三日
建造物
法王院聖殿堂・専修道場